掲載日:
2010年12月01日 |
動画再生回数:
Copyright Digitized Information, Inc.
鉄道技術展2010において、川崎重工業では海外向け高速鉄道車両「efSET」についての技術展示をおこなった。
鉄道技術展2010において、川崎重工業では海外向け高速鉄道車両「efSET」についての技術展示をおこなった。
“こちらのefSETと名付けましたけれども、これは川崎重工で独自に開発しました海外向けのですね、海外の高速鉄道向けの車両です。日本の新幹線の技術がベースになるんですけども、それを展開してですね海外の高速鉄道向けにもですね走れる構造に設計した車両となっています。
一応最高時速は、今国内では間もなく320km/hが実現しようとしてますけども、海外向けという事もありますので350km/hの速度で走れるという事を考えています。”
省エネルギーで環境負荷の少ない輸送手段として鉄道が再評価される中、efSETは世界市場に照準を合わせた自主的な車両開発であり、海外向け高速鉄道車両の分野では日本の鉄道車両メーカーとして初めての取り組みとなる。
“今、世界各国に向けてご紹介していきたいと思っております。
特に限定はしてないんですけど、やはり北米ですね、アメリカにおいて高速鉄道が着目されておりますので、具体的にはそこが早く実現するんではないかなという風に思ってます。”
現在efSETは基本設計の段階まで完了し、今後は世界各国への紹介をおこないながら詳細設計を進めていく予定。