掲載日:
2011年04月12日 |
動画再生回数:
Copyright Biwako e-Machi Video&image Association.
福島美穂のアスリートクッキング-あおばな館編
苦労してでも守り続けたい「草津あおばな」への思いを取材!
この美しさには、地獄花と言われるほどの苦労があります。猛暑の中、毎朝毎朝咲く花を摘み続け大変なご苦労を伺えました。(おむすびをこしらえ畑で食べるのだとか)そんな草津の伝統文化を守り続けておられる生産者の中村繁男さんは84歳。菊づくりの名人としても大変有名な方ですが、草津市民の健康の為に栽培を続けていると何度もおっしゃっていました。昨今は、血糖値を抑える成分が新発見され、食品化で広がっているあおばなですが、染料づくりには、想像を絶するほどのご苦労を伺えました。朝摘みし絞ったあおばなの青汁を刷毛で100枚の美濃紙に裏表染み込ませ、染めては天日乾燥させること80回繰り返します。なんと80回ですよ!「神様が与えてくださったもの」ある朝いつものように畑へいくと、白い花が咲いていたのだそうです。中村さんが栽培を絶やさなかったからこそ、今や、価値ある「あおばな」になったと感じました。苦労と感動の取材をありがとうございました。小さな子供たちにも「苦労してでも守り大切にしたいもの」が草津にあることを伝えたいです。
後記
寝苦しい夜の翌朝に畑へいくと、美しくあおばなが咲いているのだとか。また涼しい夜の翌朝は咲いていない・・そんな自然に敏感な神の力あるあおばなの取材でした。
中村さん、今日も畑に出ておられるのかな?!