
「ミオ・アモーレ」「Ave Maria!~シューベルト~」ミュージックビデオ配信
今回は「ミオ・アモーレ」「Ave Maria!~シューベルト~」のミュージックビデオをフルで配信いたします。また、同時にミュージックビデオメイキング映像もリアルガイド限定で配信しています。
メイキング映像は
こちらから。
【Ave Maria!~シューベルト~】
アルバム「my Classics!」をリリースした平原綾香が、
早くもクラシックカバーでシングル曲をリリース。
シューベルトのアヴェマリアといえば、
6連のアルペジオ(分散和音)が音楽的基調をなしているが、
それを楽器で行わず平原綾香の声の多重録音で
ヴォイス・アルペジオに挑戦したことがこの作品の最大の音楽的特徴。さらにゴスペル風コーラスも平原の声の多重録音で行い、これまでのどの作品よりも平原本人の
Vocal Presence(声の容量、存在感)の多い作品に仕上がっている。カッチーニのアヴェマリアの詞は祈りをテーマにしていたが、シューベルトのアヴェマリアでは宗教的アプローチは行わず、現代の都会的なクリスマスに象徴される楽しさやPOP感を表現している。また、2分23秒という曲尺は平原綾香の作品の中では最短となった。
【ミオ・アモーレ】
オペラを生んだ国イタリアの二つの名旋律を、愛をテーマに融合させ1つの曲に仕上げた作品。
前半に選んだ曲は、イタリアでは誰もが知っているナポリ民謡『カタリ・カタリ(Core'ngrato)』。つれない女心を歌う男性の歌であり、名だたる歌手たちによっても歌いつがれてきたカルディッロの名曲。後半の曲は、オペラ『トゥーランドット』のアリア(詠唱)で、カラフ役が歌うテノールの曲「誰も寝てはならぬ」。
二曲とも本来男性が歌う曲であるが、原作からインスピレーションを受けた平原綾香が女性の気持ちに焦点をあて自ら詩を書いた。
単にクラシックをカヴァーするのではない、まったく新しいアプローチである。
時代や国境を超えて、永遠のテーマであり続ける「愛」。
特に『トゥーランドット』劇中、カラフの愛によって真の心を取り戻すトゥーランドット姫の姿に、そしてプッチーニがこのアリアに与えた美しくエネルギッシュな旋律に、平原綾香は何を感じ、何を見たのか。
25歳になった彼女が、一人の女性として真実を書き、歌いあげた「愛の歌」。原曲の魅力を大切にしつつ、このようにして生まれた新しい作品がクラシックファンにも新鮮な感動をもたらすだろう。
※メイキング映像はページ右部の関連動画からもご覧いただけます。
■ CD紹介
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Ave Maria!~シューベルト~ 品番 : MUCD-5161 リリース : 2009.10.21 価格 : ¥1,050(税込) ![]() |
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ミオ・アモーレ 品番 : MUCD-5157 リリース : 2009.08.26 価格 : ¥1,050(税込) ![]() |