福井県立恐竜博物館恐竜や発掘の生の情報を発信

千秋です。こんにちは。
8月3日火曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。
今日の天気は晴れ。夏の入道雲が青い空に映えます。また、このジリジリした暑さが戻ってきました。体の芯にダメージがくる、そんな感じの発掘現場です。
さて、前線のようすです。昨日に引き続き、ボーンベッドの層準判定を慎重に行っています。ま、層準で言えば、もうボーンベッドですので、いままさに恐竜化石発見の雄叫びが上がってもおかしくはない状態ですが…。
ボーンベッド（骨化石包含層）とはいえ、入り具合にはムラがあるのでしょうから。ま、あせらずいきましょう。
さて、ハンマー隊のようすです。午後3時を過ぎると、ハンマー隊の作業場所も山の陰にかくれます。作業終了までもうひとふんばりです。前線から送られてくる岩、散り散りとなった黒い植物片をたくさん含んでいて、たまに貝化石も入っています。
さて。おぉ、カメの化石、ですね。こちらワニの歯。ずいぶん小さいですね。
ふう。毎日暑いですね。水分と急速を適度にとって、体調管理には気をつけたいものです。化石の大物を見つけた時、ちゃんと雄叫びを上げられるように。といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。