福井県立恐竜博物館恐竜や発掘の生の情報を発信

千秋です。こんにちは。
8月2日月曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。
今日の天気は晴れ。青い空も久しぶりの感があります。時折、雲で陽が陰ったり、風が吹いたりしてまずまずのコンディションです。湿度はやや高めですので汗はじっとりなんですけど。
さて、ハンマー隊のようすです。叩いている石は先週の続きですので、変化はなしです。
でも。お？何か見つかりましたか？おぉ、土曜にお伝えしたウロコ。その続きに面白いモノがあるとのこと。何でしょうか。生えそろったような何本かの細い線。ウロコのそばと言うこともあって、魚のヒレかも？とのことです。確かに興味深いですね。こちら、ワニの歯。断面です。こちら、カメの化石に保護剤を塗ってますね。
ん～、この前までと違って少し出だしましたかね？隊員たちに活気をもたらすような良い化石、期待しています。
さて、前線のようすです。こちらもなかなか芳しくないようすですね。そろそろ待ちに待ったボーンベッドの層準に到達できるはずですが、判定に難儀しているようです。ま、確かに明確に違う岩という訳ではないですし、地面の底ですからね。大事な見極めですから、慎重にお願いしますね。
狭い現場に大量の岩。なかなか大変です。けれどここを乗り越えて、大量の化石発見に繋げたいものです。もう一息、がんばりましょう！といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。